良い事業アイディアや計画があっても資金がなければできないケースが多くあります。また、実績のあまりない起業家が融資を受けたり出資を募るのも大変です。そんな時、アイディアを公開して必要な資金を不特定多数の出資者から集めるというクラウドファンディングというサービスがあります。
ここではクラウドファンディングサービスを行っているサイトを紹介します。
クラウドファンディングサービス一覧
CAMPFIRE
- 国内最大のクラウドファンディングサイトで、日本では初期にサービスを開始。
- クリエイターを支援するプロジェクトを中心に、各種プロジェクトが掲載可能。
- 資金分配方式は「All-or-Nothing」型と「All-In」型がある。
- 手数料は「All-or-Nothing」型の場合完全成果報酬制となり、「All-In」型は支援総額の5%。
Makuake(マクアケ)
- サイバーエージェントのグループ会社が運営するクラウドファンディングサイト。
- プロモーションやマーケティングに強みがある。
- プロジェクトはあらゆるジャンルに対応。
- 資金分配方式は「All-or-Nothing」型と「All-In」型があり、選択できる。登録・掲載は無料。
- 手数料は集まった資金の15%。
READYFOR(レディーフォー)
- 国内最大級にして、最初のクラウドファンディングサービス。
- プロジェクトはあらゆるジャンルに対応。1プロジェクトに必ず一人の担当スタッフがつく。
- 資金分配方式は「All-or-Nothing」型で、手数料は完全成果報酬制。掲載は無料。
FAAVO(ファーボ)
- 地域を盛り上げるプロジェクトに特化したクラウドファンディングサービス。
- 各地域の団体と提携し、「エリアオーナー制度」により、地域ごとに普及・促進活動をしている。
- 資金分配方式は「All-or-Nothing」型で、手数料は20%の完全成果報酬制。
GREEN
- TSUTAYAのカルチャー・コンビニエンス・クラブのグループ会社が運営する、 日本初のモール型クラウドファンディングサービス。
- プロジェクトは映画・出版・音楽を中心に、様々なジャンルに対応。
- 資金分配方式は「All-or-Nothing」型で、手数料は完全成果報酬制だが、プランは手数料が9%のセルフプランと20%のサポートプランがある。
MotionGallery
- 海外のクラウドファンディングサービスと提携するなど、グローバルに展開しているクラウドファンディングサービス。
- プロジェクトは映画・アート・音楽・ゲーム・出版・イベントの開催等のクリエイターを支援するジャンルが中心。
- 資金分配方式は「All-or-Nothing」型と「All-In」型がある。
kibidango(きびだんご)
- 成功率が80%と高いクラウドファンディングサービス。
- 国内クラウドファンディングサイト初のYouTube承認サイト。
- プロジェクトはあらゆるジャンルに対応。
- 資金分配方式は「All-or-Nothing」型で、手数料は10%の完全成果報酬制。
- プロジェクトの詳細が固まっていない企画中のものも掲載可能。
A-port
- 朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサイト。
- MotionGalleryと提携している。
- プロジェクトはあらゆるジャンルに対応。
- 資金分配方式は「All-or-Nothing」型と「All-In」型がから選択でき、手数料は20%。
- 「All-In」型で目標金額に達しなかった場合は25%。
- 朝日新聞の紙面をはじめとした関連媒体でプロジェクトの魅力を広く発信できる。
シューティングスター(ShootingStar)
- イギリスを代表するクラウドファンディングサービスの JustGiving が日本に導入し、運営している。
- プロジェクトは幅広いジャンルに対応。
- 資金分配方式は「All-or-Nothing」型。
First Flight
- ソニーが運営するクラウドファンディングサイト。
- Web通販サービスも兼ね備えていて、Yahooショッピングに出店している。
未来ショッピング
- 日本経済新聞が運営する購入型のクラウドファンディングサービス。
- 日経電子版ユーザーや日経IDユーザーに支援を募ることができる強みや、アイディアの実現化からプロジェクト成功後の事業化まで支援するなどの仕組みがある。
- チケット購入型クラウドファンディングサービスのENjiNEと提携。
ENjiNE
- Relicが社運営するチケット購入型クラウドファンディング。
- プロジェクトを支援するためにチケットを購入し、完成品やサービスを受け取る権利を得る。
- またチケットを売買することもできるという新しい形のサービスを提供している。
FUNDINNO
- 日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、非上場株式の発行による資金調達が可能。(年間最大1億円までの調達が可能)
- 掲載の為の審査に3~6か月、費用は10万円+実費がかかる。また、募集成立時に10%~20%の手数料。
- 投資家に対し、半期に一度のIR情報提示が必要。
GoAngel
- 比較的新しくサービスを開始した株式投資型クラウドファンディング。
- 最低調達額は5百万、年間最大調達額1億円未満。
- 運営元はベンチャーキャピタルのDANベンチャーキャピタル。
- オリジナルのシステムを利用することで、特定の第三者のみを募集対象にすることができる。